授業⽀援ソフト
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ソフトによって多彩な機能を持つ授業支援システム。ここではあると便利な機能を一覧でご紹介します。
授業支援ソフトの導入後に多い悩みが、生徒が何をしているか先生が管理できないこと。生徒画面の監視機能があれば、指示したものを開いているかいつでも生徒全員の様子を確認できるので安心です。監視の他には、先生側で生徒機のロックや電源オフを行えるソフトも。遠隔授業を行う際もスムーズに進行できるでしょう。
通常授業はもちろん、校外学習などのオンライン授業機能も欠かせない機能のひとつです。コロナ禍で学校が休校となった際も、カメラを使って授業を行ったり、生徒の家庭学習にも活用したりできます。課題の配布、提出、先生への質問(メール)もボタン一つで行えるので、より効率的に学習を進められます。
オンラインツールは、どうしても1対1のやり取りになりやすく、中には、疎外感を感じてしまう生徒もいますが、生徒同士の画面共有・コミュニケーション機能があれば、通常の授業と同じように意見交換や発表を行わせることができます。生徒の回答を共有してのディスカッションや、みんなに見られる緊張感や喜びにより生徒のモチベーションや主体性が向上します。
教材ファイルを一括配布したり、生徒に見せたいURLを共有したりできます。IE設定転送機能があれば、授業に必要なWebページの一斉登録も可能です。
課題やテストの回収・集計を自動で行います。クラスごとに平均点を自動で算出することもできます。
ファイルのインストールや、動画の再生等、授業中に先生が生徒機の一斉操作を行えます。
授業中に前もって準備した録画画面を再生することで、先生は説明に専念できます。同様に生徒画面の録画も可。
タイピング練習や英会話など、あらかじめ授業に活用できる課題やテンプレートが搭載されたソフトも人気です。
オンライン授業時に全生徒のカメラ映像を画面表示します。常に生徒の顔を確認しながら進めることができ、生徒同士も顔を見ることができるので多く活用されています。
生徒のカメラ映像からよそ見、自然、悲しい等の表情をAIが自動解析するソフトもあります。これにより、リアルタイムで生徒の理解度や集中度を把握することが可能です。
出席している生徒機からランダムに1人を抽選する機能です。任意のタイミングで抽出した生徒の画像を表示することができます。
自分の頭の中にある思いやアイデアを視覚的に表すツールです。アイデアを出したりその概要を説明するなどステップを踏んで児童生徒が自分の考えを作るサポートをします。
配布された音声や動画を再生スピードを変えながらリスニングすることができます。語学学習にも役立つ機能です。
設定した学年の履修漢字だけを表示することができる機能です。学年別漢字配当表に対応しています。
キーボードではなく、手書きで日本語の文字入力ができる機能です。
画像や動画、音声、PDFなどを自由自在に編集できる機能です。それらのデータにテキストを加えるなど資料作成もできます。
メッセージのやり取りができるコミュニケーション機能。質問や相談に応じられます。
年度ごとに更新される教材を契約期間内は無償でバージョンアップする機能です。常に新しい教材で学習することができます。
フィルタリングとは、不適切なサイトやアプリの利用などを制限できる機能のことで、利用できる時間制限を設定することもできます。この機能を活用することで保護者の目が届かない場所での不適切なサイトへのアクセスや、夜遅い時間のネット接続は利用できなくなります。
授業支援システムはソフトによって機能が異なります。どのシステムを選ぶべきかは悩ましい問題ですが、選ぶポイントとしては『教育現場をどのように変えていきたいのか』『目指したい方向性』を学校側が明確にすることです。
「授業の質を効率よく高めたい」「遠隔授業や連絡ツールにも利用したい」「語学教育に力を入れたい」「教員の仕事の負担を軽減したい」など学校ごとに目指したい方向性は異なるはずです。実現させたい授業スタイルを決めれば、自然とその目標に合う授業支援システムの選択肢は限られてきます。
あったら便利機能の搭載も調査!
授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。
先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら
引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)
特徴
生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)
特徴
ノート用にICTを
活用したいなら…
引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)
特徴
授業準備の負担を
軽減したいなら…
引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)
特徴
主体的な学びを
支援したいなら…
引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)
特徴
生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)
特徴
▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。
・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ
生徒機の監視やロック、Webフィルタリングなど、生徒が授業中にいたずらをしないための制御機能。授業で使用しているアプリ以外でも常に生徒の画面の監視が可能です。
リアルタイムで、生徒同士がノートを共有したり、意見を交換できる共有系の機能を搭載しています。生徒の主体性を伸ばしていきたい場合におすすめです。