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取り入れ方のコツ

アクティブラーニングの
取り入れ方のコツ

この記事を要約すると
アクティブラーニングは、「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」を通して生徒の思考力や応用力を養う教育法。この記事では、アクティブラーニングにおける教科別のアプローチや、グループワークやディスカッションを通じて生徒の興味を引き出す方法についても解説しています。
また、授業支援システムの活用で授業効率を上げ、板書や説明にかかる時間を省いて、対話や振り返りに時間を確保するコツも紹介。アクティブラーニングを効果的に進めたい教育者にとって、実践的なヒントが得られる内容になっています。

小学校・中学校の
授業でおすすめ!
授業支援システム・
ソフト3選

次世代の学習法・アクティブラーニングとは

アクティブラーニングとは、文部科学省が推奨する次世代の学習法である「主体的・対話的で深い学び」のことです。現在の学校教育は、知識を詰め込むことが中心であるため、現代社会で役立つ「適応力」「応用力」「問題解決能力」「表現力」を育む新たな教育法として、アクティブラーニングは、小学校~大学で導入され始めています。

アクティブラーニングでは、主に次の3つの学びを実践します。

1.主体的な学び

子供たちが興味や関心を持って、自ら行う学び。自分で調べて学習を進め、計画性を持ってねばり強く取り組み、活動を振り返って次につなげます。

2.対話的な学び

子供同士の協同、教師や地域の人との対話など、コミュニケーションを取ることで、協調性や自分にない価値観を学ぶ。そこから、知識や思考を広げます。

3.深い学び

何をどのように学ぶか学習プロセスから重視し、学びの質や深まりを高める。教科ごとの考え方を通して、思考・判断・表現を行い、深い理解につなげます。

小学校・中学校の
授業でおすすめ!
授業支援システム・
ソフト3選

アクティブラーニングの基本の実践方法

「主体的・対話的で深い学び」の基本の実践方法として挙げられるのが、グループワーク、ディスカッション、フィールドワークなど。教科ごとに分けると、次のような導入例が考えられます。

教科によって実践できることは変わってきますが、こうした変化を持たせることで生徒の興味や学習意欲を高めることにつながります。

授業への取り入れ方のコツ

アクティブラーニングの実践には、従来の教育に加えて新たな学習法を導入する時間を捻出しなければなりません。この問題を解決するためにも、便利に活用できるのが授業支援システムです。

下記に授業支援システムを使った、アクティブラーニングの授業への取り入れ方のコツをいくつかご紹介します。

板書の時間をなくす

あらかじめ作成した資料を生徒機に送付することで、板書の時間をなくします。その分、意見共有や、思考力・表現力の育成に力を注ぐことができ、授業の最後に振り返りを行わせる時間も確保しやすくなるでしょう。

テキストの説明を省く

あらかじめ資料を配布し、自宅で読んでおくことを宿題にすれば、授業開始と同時にディスカッションをするなど、効率的な授業が行えます。資料に画像や動画を活用するのも、説明時間の短縮に。

画面共有を活用する

画面共有機能があれば、生徒の回答をリアルタイムで一覧表示できます。みんなに見られるプレッシャーや、コメントをもらえる喜びから、自主的に学ぶようになる生徒が多数。仲間の回答を見ながらディスカッションをするなど、幅広い活用ができます。

グループワークに活用する

ひとつの作品を複数生徒で同時編集することもできるので、グループワークの幅が広がります。授業外で調べ物や作業をした際も、システム内のグループチャットを利用させれば、学習プロセスを可視化することが可能。教師が生徒の思考や判断を知り、より深い学びの指導・評価が行えます。

あったら便利機能の搭載も調査

叶えたい授業スタイルは…?

授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。

先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら

モニタ
リング系

Win Bird
(ウィンバード)
授業⽀援
for Chrome / Edge
ウィンバード授業⽀援for Chrome

引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)

「双方向授業」「複線型授業」をICTでサポート
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 新たな負荷なく、普段の授業の延長でICTを活用した授業が可能
  • 教科を問わず様々な授業で使える汎用性
  • どのアプリを使用していても、生徒画面の確認やロックが可能
公式HPで詳しく

生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら

共有系

ロイロノート・
スクール
ロイロノートスクール

引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)

生徒の思考力・表現力を高める授業が可能
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 英語4技能「聞く」「読む」「話す」「書く」アップに便利な機能搭載
  • カードを繋げるだけで、簡単にプレゼン資料の作成が可能
公式HPで詳しく ※ロイロノート・スクールでは
現在電話受付を行っていないようです。

ノート用にICTを
活用したいなら…

共有系

MetaMoJi
ClassRoom
MetaMoJi ClassRoom

引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)

生徒の思考力・表現力を高める 授業が可能
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • ペンの種類とバリエーションが豊富!紙に文字を書くような自由自在な手書き機能
  • 学校向け手書き入力「mazec(マゼック)」を標準搭載で漢字の書き取り練習や漢字学習が可能
公式HPで詳しく

授業準備の負担を
軽減したいなら…

共有系

スクールタクト
スクールタクト

引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)

教材テンプレートが豊富で、オリジナリティ溢れる授業が可能
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 6,000点以上の課題テンプレートが使用可能
  • 授業準備や生徒の評価にまつわる業務負荷を軽減
  • 生徒の回答状況が一覧で表示、進捗を確認しながら授業を進行
公式HPで詳しく

主体的な学びを
支援したいなら…

教材系

ラインズeライブラリアドバンス

引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)

生徒それぞれが自分で学ぶことを助けるサービス
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 学習状況に合わせた個別課題の出題機能
  • 生徒一人一人で背景画像などを自由に設定できる
  • メッセージのやりとりが可能なコミュニケーション機能を搭載
公式HPで詳しく

生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら

教材系

ドリルパーク

引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)

生徒それぞれが自分で学ぶことを助けるサービス
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 知識の定着や理解を深めることを目的としたドリル設計を採用
  • 正解数などに応じメダルやポイントをプレゼントすることでやる気アップ
  • 学び直しアダプティブドリルを収録してつまづきを防ぐ
公式HPで詳しく

▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。

・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ

叶えたい授業スタイルで選ぶおすすめの授業支援システム3選
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