授業⽀援ソフト
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急速なIT化やコロナウィルスなどの影響で、学校でも導入されはじめたオンライン授業。オンライン授業では、次のような問題点があがっています。
オンライン授業には、録画したものを利用する方法と、生徒全員が同時に参加するLIVE配信を行う方法がありますが、いずれの場合も、対面授業とは違い、一方通行な授業になりがち。先生からは生徒のようすや理解度が確認しづらく、生徒は先生や仲間たちとのコミュニケーションが取りづらい、という悩みが多いようです。
また、LIVE配信では複数人が同時に喋ることが難しく、意見共有がしにくかったり授業がなかなかスムーズに進行しなかったりといった課題もあります。
参照元:東洋経済(https://toyokeizai.net/articles/-/362680)
参照元:デロイトトーマツ(https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/public-sector/articles/edu/audit-financial-edu2.html)
子どもが集中しにくい、コミュニケーションが取りづらいなど、オンライン授業のデメリットをカバーするには、次のような授業を心がけると良いでしょう。
生徒の集中力を維持するには、メリハリをつけることが有効です。授業のはじまりは「起立、礼、おはようございます!」などと、毎回決まった号令をして、気持ちの切り替えを促します。
授業は、生徒が集中できる時間に合わせて、区切りを入れて構成するのがポイント。小学校低学年なら15分程度、高学年~中学生なら30分程度が集中力の限界と言われています※。都度、別の作業をさせたり、LIVE配信であればチャットでの質問タイムを入れる、休憩を入れるなどの工夫をしましょう。
授業中、もしくは授業後のチャットなどでアンケートや質問の場を設けて、生徒の理解度を確認します。LIVE配信授業であれば、生徒に手をあげるなどのジェスチャーをしてもらうことで、簡易的なアンケートが行えます。また、ほとんどのLIVE配信サービスでは、通話とチャットができるので、授業後、30分はチャットでの質問タイムを作るのも良いでしょう。生徒全員が履歴を見られるので、質問や意見の共有ができます。
録画した授業を配信する場合も、別途メールで質問を受け付けたり、あらかじめ、なぜ?といった疑問を考慮した授業を行うようにしましょう。
学校とは違い、家だと集中しづらいこともあるため保護者の協力が必要になってきます。部屋の中の不要なものを片付けたりパーテーションを立てたりするなど集中しやすい環境を作る、またオンライン授業の時間割を作ってもらうのも効果的です。
時間がある場合は保護者にもオンライン授業の進捗を把握してもらい、できたら褒めるなどして子どものモチベーションを高めてもらいましょう。
小学校・中学校の
授業でおすすめ!
授業支援システム・
ソフト3選
あったら便利機能の搭載も調査!
授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。
先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら
引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)
特徴
生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)
特徴
ノート用にICTを
活用したいなら…
引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)
特徴
授業準備の負担を
軽減したいなら…
引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)
特徴
主体的な学びを
支援したいなら…
引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)
特徴
生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)
特徴
▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。
・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ
生徒機の監視やロック、Webフィルタリングなど、生徒が授業中にいたずらをしないための制御機能。授業で使用しているアプリ以外でも常に生徒の画面の監視が可能です。
リアルタイムで、生徒同士がノートを共有したり、意見を交換できる共有系の機能を搭載しています。生徒の主体性を伸ばしていきたい場合におすすめです。