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オンライン授業(遠隔授業)に多い問題点と、デメリットをカバーする方法をお伝えしています。
急速なIT化やコロナウィルスなどの影響で、学校でも導入されはじめたオンライン授業。オンライン授業では、次のような問題点があがっています。
オンライン授業には、録画したものを利用する方法と、生徒全員が同時に参加するLIVE配信を行う方法がありますが、いずれの場合も、対面授業とは違い、一方通行な授業になりがち。先生からは生徒のようすや理解度が確認しづらく、生徒は先生や仲間たちとのコミュニケーションが取りづらい、という悩みが多いようです。
また、LIVE配信では複数人が同時に喋ることが難しく、意見共有がしにくかったり授業がなかなかスムーズに進行しなかったりといった課題もあります。
子どもが集中しにくい、コミュニケーションが取りづらいなど、オンライン授業のデメリットをカバーするには、次のような授業を心がけると良いでしょう。
生徒の集中力を維持するには、メリハリをつけることが有効です。授業のはじまりは「起立、礼、おはようございます!」などと、毎回決まった号令をして、気持ちの切り替えを促します。
授業は、生徒が集中できる時間に合わせて、区切りを入れて構成するのがポイント。小学校低学年なら15分程度、高学年~中学生なら30分程度が集中力の限界と言われています※。都度、別の作業をさせたり、LIVE配信であればチャットでの質問タイムを入れる、休憩を入れるなどの工夫をしましょう。
授業中、もしくは授業後のチャットなどでアンケートや質問の場を設けて、生徒の理解度を確認します。LIVE配信授業であれば、生徒に手をあげるなどのジェスチャーをしてもらうことで、簡易的なアンケートが行えます。また、ほとんどのLIVE配信サービスでは、通話とチャットができるので、授業後、30分はチャットでの質問タイムを作るのも良いでしょう。生徒全員が履歴を見られるので、質問や意見の共有ができます。
録画した授業を配信する場合も、別途メールで質問を受け付けたり、あらかじめ、なぜ?といった疑問を考慮した授業を行うようにしましょう。
学校とは違い、家だと集中しづらいこともあるため保護者の協力が必要になってきます。部屋の中の不要なものを片付けたりパーテーションを立てたりするなど集中しやすい環境を作る、またオンライン授業の時間割を作ってもらうのも効果的です。
時間がある場合は保護者にもオンライン授業の進捗を把握してもらい、できたら褒めるなどして子どものモチベーションを高めてもらいましょう。
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