授業⽀援ソフト
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本記事では、授業支援システムの導入率について解説します。導入を検討されているなら、全国での導入率や導入に際する問題も考慮したうえで判断してください。
各自治体に対して行われた調査の結果によると、85%もの教育委員会で学習e-ポータルが導入されているとのことです。実際に導入しているのは79%でしたが、実証用として導入している6%の自治体を合わせると大多数がすでに導入済みとの結果となりました。
参照元:こどもとIT(https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1511314.html)
学習e-ポータルを導入済みと答えた自治体のうち、オンライン授業支援ツールの導入状況について質問したところ、76%が導入しているという結果でした。つまり調査対象となった自治体のうち、約65%が「オンライン授業支援システムを導入している」ということです。
参照元:こどもとIT(https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1511314.html)
授業支援システムは学習e-ポータルの導入率に比べると、低いと言わざるおえません。授業支援システムの導入率が上がらない理由として、まず、各自治体で有効性や必要性の認識が異なっていることがあげられます。「必要と感じない」と考える自治体が存在していることが問題です。
ICT活用によって学習の質が変わる可能性は否定できません。自治体により認識が異なると、その地で学習する子どもたちに差が生じてしまうこともあるでしょう。
自治体ごとの認識の差だけではなく、授業支援システムへの対応が難しいことも要因のひとつだと考えられます。システムを導入するにはまず、指導する側である教師がICTを取り入れた授業に慣れなければなりません。しかしそのための時間を確保できないこと、無線LANの整備が遅れていることなど、環境的な要因もあげられます。
また学校でICT環境を取り入れるための予算を確保できないという問題もあるかもしれません。無線LANはもちろんのこと、電子黒板や校務用コンピュータ、生徒用のコンピュータやタブレットの導入費用を捻出できない地方財政である自治体も存在します。
学校でのICT導入は進んでおり、学習e-ポータルの導入率も高まってきました。しかしオンライン授業支援システムも導入している教育機関はそれほど多くありません。
授業支援システムの導入がされているかどうかで子どもたちの学習に差が現れる可能性もあるため、 積極的に導入していきたいところですが、導入が進まないのにはさまざまな理由があります。
授業支援システムの導入を検討しているなら、全国での導入率についても把握しておきましょう。当サイトでは叶えたい授業スタイルに応じた授業支援システムを紹介しています。ICTを用いてどのように授業を進めていきたいか検討した上で、こちらを参考にして適した授業支援システムを選んでください。
あったら便利機能の搭載も調査!
授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。
先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら
引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)
特徴
生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)
特徴
ノート用にICTを
活用したいなら…
引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)
特徴
授業準備の負担を
軽減したいなら…
引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)
特徴
主体的な学びを
支援したいなら…
引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)
特徴
生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)
特徴
▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。
・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ
生徒機の監視やロック、Webフィルタリングなど、生徒が授業中にいたずらをしないための制御機能。授業で使用しているアプリ以外でも常に生徒の画面の監視が可能です。
リアルタイムで、生徒同士がノートを共有したり、意見を交換できる共有系の機能を搭載しています。生徒の主体性を伸ばしていきたい場合におすすめです。