授業⽀援ソフト
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本記事では、授業支援システム導入によって視力が低下する可能性や、視力低下対策などを紹介します。
授業支援システム導入により、視力が低下する可能性があると言われています。視力低下につながる主な原因は以下の2つです。
近視とは、正常な状態と比較して眼球が前後方向に長くなり、網膜より前で光線のピントを合わせる状態です。近くははっきり見えるものの、遠くはぼやけてしまいます。
近視は遺伝と環境の両方が関係して起こるとされており、近いところを見る作業が増えるのも近視を引き起こす理由の一つです。
参照元:公益社団法人 日本眼科医会(https://www.gankaikai.or.jp/health/57/index.html)
タブレットによる学習を取り入れることにより、黒板を見るのと比較してすぐ近くのものを長時間見ることになります。すると、遠くよりも近くで目のピントを合わせるようになり、調節障害が進んでしまう可能性があります。
授業支援システムを導入する場合は、視力低下対策も行いましょう。以下のような方法があります。
至近距離で画面を見てしまうと、それだけ近視やピントの調節障害につながりやすくなります。30cmほど目から離しましょう。
姿勢が前のめりになってしまうと画面と目が近づくので、姿勢を正して座るように指導することも大切です。椅子に深く腰かけ、背中をピンと伸ばして使用すると適度にタブレット画面と目が離れます。
長時間画面を見続けると目への負担が大きくなります。できれば15分に1回程度、難しい場合も30分に1回は画面から目を離す休憩時間を設けましょう。
休憩時間中は画面から目を離すだけはなく、遠くを見るようにすると遠近のピントを調整に役立ちます。
近年は、外で遊ぶのではなく、室内でゲームなどをして過ごす子どもが増えました。これにより遠くを見る機会が減ってしまったのもピントの調節障害が起こる理由の一つといえます。休み時間は外に出て遊ぶのを促してみるのも良いでしょう。
暗い環境で明るい画面を見るのは目にとってよくありません。学習する環境は明るめにしましょう。
また、タブレットの明るさ調整を適切にするのも同時に行いたい対策です。
授業支援システム導入で視力低下が起こる可能性を紹介しましたが、近くでものを見ることよって発生する問題なので、タブレットだけではなく紙でも同様のことがいえます。そのため、授業支援システムを導入した場合のみ視力低下のリスクが高まるわけではありません。
ですが、必要以上に近距離で使用するなどすれば影響が大きくなってしまう可能性もあるため、ご紹介した対策も一緒に取り入れるようにしてみてはいかがでしょうか。
以下のページではおすすめの授業支援システムを紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
あったら便利機能の搭載も調査!
授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。
先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら
引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)
特徴
生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)
特徴
ノート用にICTを
活用したいなら…
引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)
特徴
授業準備の負担を
軽減したいなら…
引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)
特徴
主体的な学びを
支援したいなら…
引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)
特徴
生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)
特徴
▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。
・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ
生徒機の監視やロック、Webフィルタリングなど、生徒が授業中にいたずらをしないための制御機能。授業で使用しているアプリ以外でも常に生徒の画面の監視が可能です。
リアルタイムで、生徒同士がノートを共有したり、意見を交換できる共有系の機能を搭載しています。生徒の主体性を伸ばしていきたい場合におすすめです。