授業⽀援ソフト
の⽐較表を⾒る
GIGAスクール構想に関連する取り組みとして、内閣官房IT総合戦略室主催の「GIGAスクール自治体ピッチ」が行われています。この自治体ピッチとは、一定要件を満たしたEd Tech業者が、自治体や教育現場に向けて自社が用意している端末のセットなどを紹介するものです。
それぞれの業者が、補助対象内となる45,000円内で構成した基本的なパッケージのほか、実績あるネットワークやアプリケーションなどを含めた応用パッケージについてプレゼンテーションが行っています。この自治体ピッチはリアルタイムで配信も行われたため、参加をしたという方も多いのではないでしょうか。
ちなみに「政府CICポータル」では、自治体ピッチについて下記のように紹介しています。
自治体ピッチは、地方自治体のデジタル化の更なる促進を目指し、共同利用可能なシステムやアプリケーション等を、開発者(ベンダー等)が地方自治体に対してプレゼンテーション(ピッチ)し、相互に意見交換を行うことで業務の改善・システムの改善を目指す場として、毎年9月を目安に内閣官房IT総合戦略室が開催しているイベントです。
自治体ピッチを行った業者の基本パッケージを見ると、45,000円で収まる内容となっています。これはGIGAスクール構想における政府の助成金は「45,000円」と定められているためです。
さらに自治体ピッチの中では、教育用のアプリや運用保守などのオプションを組み合わせた「応用パッケージ」も紹介されました。
自治体ピッチには様々な会社が参加しています。ここではその中のひとつ「NTTコミュニケーションズ株式会社」について紹介します。
同社が提供する、GIGAスクールの基本パッケージは、LTE環境により快適に利用できる点が特徴となっています。たとえ学校内でWi-Fi環境が整えられていたとしても、各家庭ではWi-Fi環境が整えられていなかったり、環境が不安定となるケースもあります。そのため、LTE対応にすることによって場所に関わらず学習できるというのがこの基本パッケージの魅力です。校外学習などでも活用することができるでしょう。
このように、自治体ピッチでは各業者が自社が用意した基本パッケージの魅力について紹介を行っています。
GIGAスクール構想においては、生徒児童に1台ずつの端末を配布するだけではなく、どのGIGAスクール構想向けのセットプランを選択するか、という点もポイントとなってきます。そこで選択する際に重視しておきたいのが、「学校現場が使いやすい」という点と「生徒の学びに幅広く活用できるもの」を選ぶという点です。自治体や教育現場は、セットプランを用意している業者の説明をしっかりと聞き、より良いものを選ぶことが重要といえるでしょう。
あったら便利機能の搭載も調査!
授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。
先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら
引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)
特徴
生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)
特徴
ノート用にICTを
活用したいなら…
引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)
特徴
授業準備の負担を
軽減したいなら…
引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)
特徴
主体的な学びを
支援したいなら…
引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)
特徴
生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)
特徴
▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。
・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ
生徒機の監視やロック、Webフィルタリングなど、生徒が授業中にいたずらをしないための制御機能。授業で使用しているアプリ以外でも常に生徒の画面の監視が可能です。
リアルタイムで、生徒同士がノートを共有したり、意見を交換できる共有系の機能を搭載しています。生徒の主体性を伸ばしていきたい場合におすすめです。