授業⽀援ソフト
の⽐較表を⾒る
授業支援システムを買い替える理由や、買い替えの際に注意したいポイントをお伝えしています。
授業支援システムの導入している学校の中には、より良い機能を求めて買い替えを行うところも少なくありません。買い替えの理由としては、下記のような例が挙げられます。
文部科学省が取り組んでいる「GIGAスクール構想」では、主にハード環境の整備をしてくれるため、ソフト自体は好きなものを使うことができます。そのため、導入したソフトの機能性や使いやすさに満足できなければ乗り換えを行う選択肢もあるのです。また場合によっては、より良い授業を行うために複数のソフトを導入する方法などもあります。
授業支援システムの買い替えは、ソフトをインストールするだけで手軽にできますが、教員が使い方をイチから覚える必要があったり、生徒に周知させたりといった手間がかかります。失敗しないためには、買い替え時に下記の点をチェックしましょう。
新たに必要な機能だけでなく、現状使っている機能も含めて、必要なものがすべて揃っているか確認しましょう。実際の授業でどのように活用できるか、導入事例のチェックや無料版を使ってみて操作性を確かめるのもおすすめです。
導入から数年後に買い替えを検討する場合、今使っているハード機器やOSのバージョンに対応していない可能性もあります。互換性があって動作するソフトを選びましょう。
ハードをある程度機器の年数使っている場合、近い将来で別のハード機器に変更する可能性もあるので、端末の種類を変更できるかも確認しておくと安心です。
当然のことながら、授業支援システムが変われば提供する会社によってサポート対応が変わります。万が一の時にバタバタしないようトラブル時のヘルプページや連絡窓口は、あらかじめ確認しておきましょう。
システムの変更には、教員が試運転をしたり生徒に使い方を覚えさせたりとそれなりの時間がかかります。よほど急ぎでない限りは年度末や学期末などに導入するようにして、スムーズに授業が開始できるスケジュールを組みましょう。
授業支援システムにはそれぞれ突起した機能や特徴があります。どのシステムを選ぶかは各学校の目標や叶えたい授業スタイル、課題を明確にしてから選ぶことが大切です。
双方向授業に取り入れ生徒全員の学習状況を確認しながら進行したい、何らかの事情により来校できない場合でも遠隔授業や連絡ツールに利用したい、生徒の語学教育に力を入れたい、生徒の基礎知識を底上げしたい、授業準備や統計など教員の仕事の負担を軽減したい、など学校ごとに目指したい方向性は異なるはずです。授業支援システムの機能情報を集めたり、すでにGIGAスクール構想を取り入れている学校を参考するなどして自分たちの授業システムに合うものを選んでください。
あったら便利機能の搭載も調査!
授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。
先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら
引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)
特徴
生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)
特徴
ノート用にICTを
活用したいなら…
引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)
特徴
授業準備の負担を
軽減したいなら…
引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)
特徴
主体的な学びを
支援したいなら…
引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)
特徴
生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)
特徴
▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。
・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ
生徒機の監視やロック、Webフィルタリングなど、生徒が授業中にいたずらをしないための制御機能。授業で使用しているアプリ以外でも常に生徒の画面の監視が可能です。
リアルタイムで、生徒同士がノートを共有したり、意見を交換できる共有系の機能を搭載しています。生徒の主体性を伸ばしていきたい場合におすすめです。