授業⽀援ソフト

の⽐較表を⾒る

CHECK!

授業支援ソフト・システムポータルサイト » コラム|GIGAスクール導入で変わる、これからのICT教育 » BYODのリスクは?
メリット・デメリットを調査

BYODのリスクは?
メリット・デメリットを調査

この記事を要約すると
この記事では、学校でのBYOD(Bring Your Own Device)導入について、メリット・デメリット、具体的な活用事例を紹介しています。BYODは生徒が自分のスマホやPCを授業で使う仕組みで、学校側のコスト削減や生徒の使い勝手の良さがメリット。一方、情報漏洩や私用利用、端末ごとの性能差などが課題として挙げられます。
湘南学園中学校では、学校支給iPadからBYODへ切り替えたことで、生徒の学習意欲が向上し、オンライン授業もスムーズに行えるようになったそう。その事例についても紹介しています。

小学校・中学校の
授業でおすすめ!
授業支援システム・
ソフト3選

BYODとは?

BYODとは、個人で保有するデバイス(スマホ、タブレット、ノートPC)を業務で利用することを言います。学校でも同様に、生徒に自分のスマホを使わせて授業をする状態のことです。中には学校で支給したipadの使用を中止してBYODに切り替える学校などもあります。

一人一台デバイスがあるのに、どうしてBYODに切り替えるのか、その理由は、ズバリ「ガチガチiPad」にあるようです。近年、文部科学省が、生徒一人に一台デバイスを支給する取り組みを行っている中、一部で問題となっているのが、生徒がiPadをいたずらに使わないよう、学校がガチガチに機能制限をかけてしまうこと。

勉強に使いたくても調べ物ができない、教科書以外はほとんどのアプリが使えない、制限だらけのガチガチiPadに嫌気がさしてしまう生徒もいます。このような背景があり、一部の学校では、BYODの導入が検討されています。

BYODのメリット

BYODのデメリットとリスク

BYODの導入事例 学校編

「BYODに切り替えて、
生徒の学習意欲が向上!」
湘南学園中学校高等学校

生徒が使う端末

課題や目的

以前は、学校支給のiPadを使っていたが、機能制限の多さに生徒たちが愛着を持たなくなった。環境を変えて、1人1台のメリットを活かした、ICT教育を行いたい。

導入後の変化

教員のコメント

以前は一律配布のiPadだったので、生徒は教師が言った方法や与えられた時間でやらなければなりませんでした。今は機器を自分で選べるようになったので、自分のアイデアを形にしやすく、表現したいものも増えてきました

ひとつの課題に対してもGoogleドキュメントやGoogleスライドを使う生徒がいるなど、まとめる方法はさまざま。実際に生徒とのやり取りも充実し、再提出も増えています。

中学校で授業支援システムを導入した事例をみる

小学校・中学校の
授業でおすすめ!
授業支援システム・
ソフト3選

あったら便利機能の搭載も調査

叶えたい授業スタイルは…?

授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。

先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら

モニタ
リング系

Win Bird
(ウィンバード)
授業⽀援
for Chrome / Edge
ウィンバード授業⽀援for Chrome

引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)

「双方向授業」「複線型授業」をICTでサポート
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 新たな負荷なく、普段の授業の延長でICTを活用した授業が可能
  • 教科を問わず様々な授業で使える汎用性
  • どのアプリを使用していても、生徒画面の確認やロックが可能
公式HPで詳しく

生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら

共有系

ロイロノート・
スクール
ロイロノートスクール

引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)

生徒の思考力・表現力を高める授業が可能
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 英語4技能「聞く」「読む」「話す」「書く」アップに便利な機能搭載
  • カードを繋げるだけで、簡単にプレゼン資料の作成が可能
公式HPで詳しく ※ロイロノート・スクールでは
現在電話受付を行っていないようです。

ノート用にICTを
活用したいなら…

共有系

MetaMoJi
ClassRoom
MetaMoJi ClassRoom

引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)

生徒の思考力・表現力を高める 授業が可能
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • ペンの種類とバリエーションが豊富!紙に文字を書くような自由自在な手書き機能
  • 学校向け手書き入力「mazec(マゼック)」を標準搭載で漢字の書き取り練習や漢字学習が可能
公式HPで詳しく

授業準備の負担を
軽減したいなら…

共有系

スクールタクト
スクールタクト

引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)

教材テンプレートが豊富で、オリジナリティ溢れる授業が可能
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 6,000点以上の課題テンプレートが使用可能
  • 授業準備や生徒の評価にまつわる業務負荷を軽減
  • 生徒の回答状況が一覧で表示、進捗を確認しながら授業を進行
公式HPで詳しく

主体的な学びを
支援したいなら…

教材系

ラインズeライブラリアドバンス

引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)

生徒それぞれが自分で学ぶことを助けるサービス
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 学習状況に合わせた個別課題の出題機能
  • 生徒一人一人で背景画像などを自由に設定できる
  • メッセージのやりとりが可能なコミュニケーション機能を搭載
公式HPで詳しく

生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら

教材系

ドリルパーク

引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)

生徒それぞれが自分で学ぶことを助けるサービス
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 知識の定着や理解を深めることを目的としたドリル設計を採用
  • 正解数などに応じメダルやポイントをプレゼントすることでやる気アップ
  • 学び直しアダプティブドリルを収録してつまづきを防ぐ
公式HPで詳しく

▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。

・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ

叶えたい授業スタイルで選ぶおすすめの授業支援システム3選
叶えたい授業スタイルで選ぶおすすめの授業支援システム3選