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授業支援ソフト・システムポータルサイト » コラム|GIGAスクール導入で変わる、これからのICT教育 » EdTech導入補助金

EdTech導入補助金

この記事を要約すると
この記事では、「EdTech導入補助金」を利用した教育テクノロジーの導入方法や、申請に必要なステップについて紹介しています。具体的には、中小企業やコンソーシアムの構成に応じた補助金の額、申請類型ごとの条件、さらに大企業も含めた申請の違いを詳しく説明。EdTechを通じた教育の向上を目指す企業や教育機関が、補助金の条件や申請プロセスを理解し、スムーズに補助金を活用するための知識のヒントを得られるでしょう。

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ソフト3選

EdTech導入補助金の補助対象事業

EdTech導入補助金の対象となるのは、中小企業等とみなし企業を含む大企業です。サービス業や、ソフトウェアまたは情報処理サービス業、その他について、それぞれ資本金額や出資額、従業員数などが定義されています。

EdTech導入補助金の申請類型

EdTech導入補助金に関する申請類型は、以下の3つです。

中小企業単独型

学校などの教育機関に対し、単独で中小企業などのEdTech事業者がツールを導入する場合は、中小企業単独型に該当します。

1申請あたりの補助下限額は60万円以上となっており、補助上限額は「導入実証に参加する児童生徒・教職員数×4,500円」または「導入先となる学校数×200万円」のいずれか低い額です。補助率は1/2以下です。

中小企業コンソーシアム型

中小企業などのEdTech事業者によって構成されたコンソーシアムが、学校などの教育機関に対し、EdTechツールを導入するのが中小企業コンソーシアム型です。コンソーシアムとは、目的を達成する目的で協力する組織や集団のことをいいます。コンソーシアムの構成には、最大3社まで認められます。

1申請あたりの補助下限額は50万円以上で、補助上限額はコンソーシアム構成企業の数によって変わります。

中小企業等コンソーシアム×学校等設置者および学校等教育機関の2社で構成されている場合「導入実証に参加する児童生徒・教職員数×4,500円×1.5」または「導入先となる学校数×200万円×1.5」のいずれか低い額です。(①)

3社で構成されている場合は「導入実証に参加する児童生徒・教職員数×4,500円×2」または「導入先となる学校数×200万円×2」のいずれか低い額となります。(②)

どちらも補助率は1/2以下です。

大企業を含むコンソーシアム型

コンソーシアムが大企業を含むEdTech事業者で構成されており、学校などの教育機関に対してEdTechツールを導入するのが大企業を含むコンソーシアム型です。コンソーシアムの構成は最大3社までで、大企業の単独申請はできません

コンソーシアムが大企業及び中小企業等コンソーシアム×学校等設置者および学校等教育機関の2社の場合、補助上限額は上記①と同様です。

3社の場合は②と同様です。いずれも1申請あたりの補助下限額は150万円以上、補助率は1/3以下となります。

参照元:EdTech導入補助金2022(https://www.edt-hojo.jp/)

EdTech導入補助金申請の流れ

EdTech導入補助金の申請は、以下の流れで行いましょう。

  1. 事前準備:導入先に提案を行い、補助事業の経費の見積もりをする
  2. 交付申請:EdTech業者が事務局のサイトから必要な情報入力する
  3. 交付決定・事業実施:交付決定後に導入計画に基づいた事業を実施する
  4. 完了報告の提出:事務局のサイトより完了報告を提出する
  5. 補助金交付の手続き:適正に行われたか検査され、問題がなければ補助金が交付される

補助授業が終了した後は、導入実施効果報告を行うことになります。

小学校・中学校の
授業でおすすめ!
授業支援システム・
ソフト3選

あったら便利機能の搭載も調査

叶えたい授業スタイルは…?

授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。

先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら

モニタ
リング系

Win Bird
(ウィンバード)
授業⽀援
for Chrome / Edge
ウィンバード授業⽀援for Chrome

引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)

「双方向授業」「複線型授業」をICTでサポート
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 新たな負荷なく、普段の授業の延長でICTを活用した授業が可能
  • 教科を問わず様々な授業で使える汎用性
  • どのアプリを使用していても、生徒画面の確認やロックが可能
公式HPで詳しく

生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら

共有系

ロイロノート・
スクール
ロイロノートスクール

引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)

生徒の思考力・表現力を高める授業が可能
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 英語4技能「聞く」「読む」「話す」「書く」アップに便利な機能搭載
  • カードを繋げるだけで、簡単にプレゼン資料の作成が可能
公式HPで詳しく ※ロイロノート・スクールでは
現在電話受付を行っていないようです。

ノート用にICTを
活用したいなら…

共有系

MetaMoJi
ClassRoom
MetaMoJi ClassRoom

引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)

生徒の思考力・表現力を高める 授業が可能
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • ペンの種類とバリエーションが豊富!紙に文字を書くような自由自在な手書き機能
  • 学校向け手書き入力「mazec(マゼック)」を標準搭載で漢字の書き取り練習や漢字学習が可能
公式HPで詳しく

授業準備の負担を
軽減したいなら…

共有系

スクールタクト
スクールタクト

引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)

教材テンプレートが豊富で、オリジナリティ溢れる授業が可能
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 6,000点以上の課題テンプレートが使用可能
  • 授業準備や生徒の評価にまつわる業務負荷を軽減
  • 生徒の回答状況が一覧で表示、進捗を確認しながら授業を進行
公式HPで詳しく

主体的な学びを
支援したいなら…

教材系

ラインズeライブラリアドバンス

引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)

生徒それぞれが自分で学ぶことを助けるサービス
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 学習状況に合わせた個別課題の出題機能
  • 生徒一人一人で背景画像などを自由に設定できる
  • メッセージのやりとりが可能なコミュニケーション機能を搭載
公式HPで詳しく

生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら

教材系

ドリルパーク

引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)

生徒それぞれが自分で学ぶことを助けるサービス
あったら便利!注目機能
  • ⽣徒画⾯の確認

  • 学校外での活用

  • 画面共有

  • 教材の有無

特徴

  • 知識の定着や理解を深めることを目的としたドリル設計を採用
  • 正解数などに応じメダルやポイントをプレゼントすることでやる気アップ
  • 学び直しアダプティブドリルを収録してつまづきを防ぐ
公式HPで詳しく

▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。

・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ

叶えたい授業スタイルで選ぶおすすめの授業支援システム3選
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