授業⽀援ソフト
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デジタルにふれる日常が当たり前となっている現代社会では、小・中・高のみならず保育園・幼稚園に通う未就学児に対してもICT教育がはじめられています。
保育園や幼稚園など、幼児の教育現場で取り入れられているデジタル教材です。グローバルな社会を生き抜くために必要な能力として、情報創造力やコミュニケーション力、プロジェクト力などの「21世紀型スキル」が求められている昨今。
情報社会の時代に対応できる教育方針やカリキュラムが求められています。保育園・幼稚園向けICT教材では、デジタルを使ったクリエイティブな活動やチームワーク活動でコミュニケーションスキルや情報リテラシー、想像力に関するスキルを育めるようになっています。
昨今、多くの保育園や幼稚園で導入が進んでいる「ICTシステム」ですが、その多くは園児の健康管理や保育士の勤怠管理、保護者とのコミュニケーションといった運営の効率化を図るためのシステムです。
それに対しICT教材は、子供がICTにふれながら様々なことを学び、感性を育てるための様々なカリキュラムが搭載されています。管理がメインのICTシステムとは目的が異なると理解しておきましょう。
iPadなどのタブレットのタッチ機能を使ったカリキュラムです。好きな色を選択してタブレット画面を指でなぞると、なぞった部分が絵のように表示されます。中には、グループでアイデアを共有しながらチームワーク力を育てる工夫が施されたカリキュラムもあります。
タブレットの画面越しに見ると、クレヨンなどで描いた絵が立体的に浮かび上がって見え、さらに動きをつけられる機能です。自由な発想力やデザイン力で子どもの個性を引き出せるほか、ICTならではの機能でデジタルに対する好奇心を育てられます。子どもたちはクレヨンやはさみを使うので、従来の指導にプラスで導入しやすいのが特徴です。
ロボットとタッチペンがセットになった教材を使ってロボットを操作し、遊びながらプログラミングの「指令」の感覚を学べるようになっています。ロボットの表情は感情で変化するので、小さなお友達と遊ぶような感覚で飽きずに楽しく学習できるでしょう。1回1時間の保育を年間を通して実施できるよう、専用の指導案が付いています。保育士・先生の指導もしやすいカリキュラムのひとつです。
外国の保育園・幼稚園とビデオ通話で交流しながら、園児たちが協力して1つの作品をつくるプロジェクトです。異なる言語や文化を持つ外国の子どもたちとのコミュニケーションを体験することによって、グローバルな感覚や多様な価値観を受け入れる感性を育てられます。
保育園・幼稚園の教育現場にICTを導入すると、遊びながら子どもの感性が豊かになる、共感性をはぐくめるといったメリットがあります。
ただ、ICT教材を導入するには事前に施設内のネット環境整備が必要ですし、保育士・先生にもある程度の指導学習が求められます。
さらに、親御さんの中には幼児教育にデジタルを導入することに抵抗を感じている方がいるかもしれません。事前にアンケートをとる、同意を得るなど保護者への配慮も必要です。
保育園・幼稚園でICT教材の導入を検討している場合は、利用環境を整備できるか、職員や保護者の協力を得られるかを確認した上で進めましょう。
あったら便利機能の搭載も調査!
授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。
先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら
引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)
特徴
生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)
特徴
ノート用にICTを
活用したいなら…
引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)
特徴
授業準備の負担を
軽減したいなら…
引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)
特徴
主体的な学びを
支援したいなら…
引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)
特徴
生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)
特徴
▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。
・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ
生徒機の監視やロック、Webフィルタリングなど、生徒が授業中にいたずらをしないための制御機能。授業で使用しているアプリ以外でも常に生徒の画面の監視が可能です。
リアルタイムで、生徒同士がノートを共有したり、意見を交換できる共有系の機能を搭載しています。生徒の主体性を伸ばしていきたい場合におすすめです。