小学校の算数で表やグラフを学習する際、ICTを活用するメリットとして、表計算ソフトを使えばデータを入力するだけで、表やグラフを簡単に作成できることや、多様なグラフにすぐに変換できることが挙げられます。
一方、課題としては、子どもたちのICTリテラシーによっては操作が難しく感じる場合があることや、手書きの方が理解しやすい子どももいるため、ICT活用と手書き学習のバランスを考慮する必要があることが挙げられます。
小学校の算数における正多角形の作図授業では、プログラミングツールを活用することで、子どもたちの思考力を育むことができます。
まず、定規とコンパスを使って手作業で正多角形を描く経験から始め、その性質を確認します。次に、「○歩進む」「○度向きを変える」といったコマンドを使って正方形を描き、その経験をもとに正三角形や正六角形を描くための角度を考えさせます。この過程で、なぜ特定の角度が必要なのか、という疑問を解決するためにScratchのキャラクターの動きを具体的にイメージさせ、さらに、より多くの辺を持つ図形を描く際の「画面からはみ出る」といった課題解決を通じて、プログラムの改善方法を考えさせます。
これらの学習活動を通じて、単に正多角形を描くだけでなく、試行錯誤しながら論理的に考える力を養うことが、この授業の主なねらいです。
小学校の算数授業において、学習者用デジタル教科書とタブレットを組み合わせることで、子どもたちの自力で考える力や試行錯誤する姿勢を育むことができます。
デジタル教科書に直接書き込めるため、ワークシートの準備が不要となり、子どもたちは考えを保存したり、多様なワークシートに同時に取り組んだりできます。また、色分けしながら書き込めるため、思考の整理にも役立ちます。
特に、やり直しが簡単にできるタブレットの特性は、「間違えても大丈夫」という気持ちで気軽に学習に取り組み、「まずはやってみよう」という前向きな姿勢を促し、子どもたちの試行錯誤の機会を増やします。
小学校の算数授業におけるICT活用は、対話的な学びと情報共有を大きく促進します。タブレットを活用すれば、ペアやグループ学習でお互いの考えを見せ合い、書き込みながら説明できるだけでなく、単元全体の学びを1つの画面にまとめて振り返ることも可能です。
さらに、板書を必要な部分だけ撮影することで、子どもたちは話し合いに集中できます。クラス全体では、全員の考え方を一度に表示して比較したり、多様な解き方を共有したりできるため、子どもたちは互いの考えに触発され、より深い学びへとつながります。
参照元:(PDF)算数・数学科の指導におけるICTの活用について(https://www.mext.go.jp/content/20200914-mxt_jogai01-000009772_001.pdf)
あったら便利機能の搭載も調査!
授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。
先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら
引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)
特徴
生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)
特徴
ノート用にICTを
活用したいなら…
引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)
特徴
授業準備の負担を
軽減したいなら…
引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)
特徴
主体的な学びを
支援したいなら…
引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)
特徴
生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)
特徴
▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。
・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ

生徒機の監視やロック、Webフィルタリングなど、生徒が授業中にいたずらをしないための制御機能。授業で使用しているアプリ以外でも常に生徒の画面の監視が可能です。

リアルタイムで、生徒同士がノートを共有したり、意見を交換できる共有系の機能を搭載しています。生徒の主体性を伸ばしていきたい場合におすすめです。

生徒一人ひとりの理解度に応じた問題や復習教材を提供することで、自学習の習慣が身につき、効率的かつ主体的な学びが可能になります。

