授業⽀援ソフト
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GIGAスクール構想に伴い、さまざまな種類の授業支援ソフトが販売されていますが、限定的な機能を無料で使えるシステムも人気を集めています。eラーニングのソリューション会社・デジタルナレッジが開発した「Clica」は、2013年にリリースされ、2015年時点で8万ユーザーに利用されている授業支援システムです。
Web版に加えて、アプリ版(Windows / iOS / Android)も、無償で使うことができます。
無料アプリなので、機能は限定されていますが、タブレットを活用した授業を行いたい際や、システムの本格導入前のお試しとしても、ぴったりでしょう。
コロナ感染拡大が懸念された際、多くの教育機関が外出自粛や休校措置を取ったことは、まだ記憶に新しいことかと思います。そして、その時期にさまざまな団体や企業で子供たちの自宅学習を応援する無料の学習支援サービスを実施しました。こちらでは、2023年2月現在も、引き続き無料で利用できる学習支援サービスコンテンツを紹介していきます。
小学校高学年の算数学び残し対策として、ユーシステムでは算数教材「ゲンとナナの算数」を一部無料で公開しています。大学生の家庭教師ナナ先生と、小学生のゲン君というキャラクターを用いて、算数の思考過程をCG動画と音声で説明してくれます。 問題から採点まで完結しており、デバイスを選ばず利用できるのがポイント。ゲンとナナの算数は、教育 ICT の発展させるコンテンツ・サービス・ソリューションなどが評価される「IMS Japan 審査委員奨励賞」を受賞しています。
参照元:ゲンとナナの算数
(https://usystem1.ever.jp/)
日本漢字能力検定協会では、小学生から高校生レベルを対象にした漢字や言葉について学べる無償教材を公開しています。漢字検定の受検級を診断する目安級のためのプリントや、児童と保護者を対象に、ワーク形式で楽しみながら学べるプリント教材、漢字をテーマにした動画やクイズなど、多彩な形式で漢字や文章を学べるプログラムを掲載しています。
参照元:公益財団法人 日本漢字能力検定協会
(https://www.kanken.or.jp/topics/2019/post_44.html)
サイエンス アット ホームとは、小学生高学年を対象に、科学の魅力を家庭で探究してもらうためのオンライン動画コンテンツです。身近にあるサイエンスの仕組みや、家庭にあるものを使ってサイエンスの仕組みをわかりやすく紹介する実験動画を公開しています。音声は日本語、または英語(字幕付き)です。
参照元:サイエンスアットホーム
(https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/gives-jp/education/science-at-home/)
遊びながら学びにつなげる楽しい知育ゲーム「しんぶんの"ワッ!"」は、新聞を使って楽しめるコンテンツです。ゲームのプレイヤーは、新聞記者となって「どうぶつタウン」を取材して新聞を作っていきます。
このゲームは、実際の新聞を使って言葉を探すため、情報探索力や思考力、発想力などを磨くことができるのが特徴。対象年齢は4歳以上です。
参照元:知育ゲーム“しんぶんちゲーム”
(https://np-labo.com/shinbun_wa/)
初めて簿記を学習する商業高校生を対象にした解説動画です。使用するテキスト(書籍)は購入する必要がありますが、商業簿記3級に合格できるよう、YouTubeチャンネルで著者の桑原 知之氏自身が全学習範囲をカバー解説しています。
音声が出せない環境での学習や、聴覚障がいがある方のために字幕にも対応しています。
参照元:サクッとうかる日商3級YouTube
(https://www.youtube.com/watch?v=bYauRMEKj7M&list=PLNYgnR26-ZnpNF5wCAZgk4Z7d-znQbcDt&index=1&t=0s)
年中児・年長児・小学1~3年生を対象にしたオンライン授業です。
しながわ・目黒こどもスクールが無料で配信するオリジナル教材をダウンロードし、小学校受験オンライン授業、小学生向けオンライン授業に参加することができます。参加者は公式サイトから登録する必要がありますが、利用じたいは無料です。パソコン・スマートフォンなどのデバイスで閲覧することができ、先生とコミュニケーションを取ることも可能です。
参照元:しながわ・目黒こどもスクール
(https://kodomoschool.jp/おうちで、やろう。/)
高校数学問題集や教科書の解説動画を無償公開しています。数学以外にも物理基礎・化学基礎・生物基礎・英語・国語の復習プリントなどもダウンロード可能。
「青チャート」の愛称で親しまれる参考書の解説動画では、数I、数Aを対象に、数学教科書収録の章末問題をていねいに解説してくれます。また中学生向けのプリントも扱っています。
参照元:チャート式数研出版
(http://www.chart.co.jp/sp/ict2020s.html)
教育機関へのICT教育は徐々に広がりをみせています。無料のコンテンツではピンポイントの項目だけを公開提供しているケースが多いですが、有料のコンテンツの場合は、学習すべき事柄を全て網羅しているのが特徴。
また、生徒ひとりひとりに合わせた問題の出題や、復習教材、グループワーク、ディスカッションなどさまざまな機能も搭載されています。
さらに、教師がひとりひとりの児童・生徒の学習内容を確認できたり、Webフィルタリング、ロックなどの制御機能も充実しているのが特徴です。より機能的に学習を支援したいと検討しているのであれば、有料の授業支援システム導入がおすすめです。
小学校・中学校の
授業でおすすめ!
授業支援システム・
ソフト3選
あったら便利機能の搭載も調査!
授業支援システム・ソフトには、授業の質を高める機能が充実したもの、初めて端末を利用した先生でも、円滑に効率よく授業を進められるようにサポートするものまで、機能は各製品によりさまざま。自分達が抱えている課題や導入端末に合った授業支援システム・ソフトを使用することで、授業がもっとしやすくなります。生徒の画面を確認できるモニタリング系・生徒同士の交流を強化できる共有系・生徒自身の自主的な学びを助ける教材系など、人気の授業支援システム・ソフト3製品の特徴について紹介します。
先生と生徒の双方向授業を
サポートしたいなら
引用元:ウィンバード (https://www.winbird-gp.co.jp/)
特徴
生徒同士の協働的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ロイロノート・スクール(https://n.loilo.tv/ja/)
特徴
ノート用にICTを
活用したいなら…
引用元:MetaMoJi ClassRoom(https://product.metamoji.com/education/)
特徴
授業準備の負担を
軽減したいなら…
引用元:スクールタクト(https://schooltakt.com/service/)
特徴
主体的な学びを
支援したいなら…
引用元:ラインズeライブラリアドバンス(https://www.education.jp/education01/education01_1/)
特徴
生徒自身の自主的な学習を
サポートしたいなら
引用元:ドリルパーク(https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/)
特徴
▼選定条件
2024年9月5日時点、「授業支援システム」と「デジタルドリル」でGoogle検索して表示された50製品のうち、公式HPに導入実績・事例の掲載があり、小学校・中学校を対象学年に含んでいるそれぞれ15製品を抽出。
そのなかから、以下の条件で3製品を選出。
・ウィンバード授業支援 for Chrome / Edge:15製品のなかで、もっとも導入学校数の実績が多いため、双方向授業の展開に際して実証された教育効果を求める学校におすすめ
・ロイロノート・スクール:15製品のなかで、唯一初年度の利用料金が無料のため、協働学習の展開に際して正式導入前に効果を試したい学校におすすめ
・ドリルパーク:15製品のなかで、もっとも問題の収録数が多いため、個別学習の展開に際して多様な学力レベルに対応したい学校におすすめ
生徒機の監視やロック、Webフィルタリングなど、生徒が授業中にいたずらをしないための制御機能。授業で使用しているアプリ以外でも常に生徒の画面の監視が可能です。
リアルタイムで、生徒同士がノートを共有したり、意見を交換できる共有系の機能を搭載しています。生徒の主体性を伸ばしていきたい場合におすすめです。